白んだ空、胸は明かず

Twitter:@siramune

後悔して、それから・・・

現在、PS4で「ライフイズストレンジ」というゲームをプレイしています。

このゲームの一番の魅力は主人公の女の子がタイムリープをして過去を変えていくことにあると思われます。

私たちプレイヤーは彼女の能力を駆使して、どの道が最善なのか選択しながら物語を進めていきます。

しかしこの「過去を改変する能力」を使用するときは本当につらいです。

以前、「Steins;Gate」という作品をプレイしたときもそうだったのですが(Steins;Gateタイムリープを主軸にした作品)、過去を改変するときはどうしても改変する前の世界の未来が気になってしまいます。

あと、バタフライエフェクトという言葉がある通り、その時は良かれと思って起こした行動でも後になって「やらなきゃよかった」なんてこともあります。

 

現実でもそうです。

「あのときこうしていればよかったのかな」、「この選択をしていれば今は違ったのかな」なんて考えることは少なくはない回数であることです。

 

でも現実はゲームと違って、過去の選択を取り消したりすることはできません。

また、どっちの選択が良かったのか分からないのも現実です。

エヴェレットの「多世界解釈」に則れば、この世界はただ一本の線ではなく、無数の線の束であると言えます。

しかしそのうち、現実で生きている私が観測することのできる世界は一続きの、ただ一本の世界です。

だから、過去を振り返って後悔するだけではどうにもならない。

 

後悔して、それから得られたものを今を生きる糧にしない限りは・・・。

 

P.S.

PS4ソフトである「ライフイズストレンジ」は現在(9月1日まで)、PlayStationPlus会員であれば無料でプレイすることが可能です。

ですので、もしもまだプレイしていないのなら、この機会にプレイすることをお勧めします。

久しぶりにストーリーの良い作品に出会えました。

また、「Steins;Gate」(略称シュタゲ)も私に強い影響を与えた作品の中の一つです。

どちらも時空を超えて生きていく中での主人公の葛藤を描いた素晴らしい作品となっています。

それでは。