人は物語を常に追い求めている
私は小説や映画、ゲームでも、しっかりした”ストーリー”が見いだせる作品が好きです。
どんなに文章力や演技力、システムが良くても物語が面白くないと興味をそそられません。
だから私は新たな面白い物語を見つけようと年中色んな作品をサーチしています。
(と言っても、限られた時間の中で実際に触れられる作品はわずかですが…)
そこで、私の周囲の人たちに視野を広げてみると、その人たちの趣味が何にせよ、そこにはやはり”物語”の存在を感じ取れます。
音楽には、その曲ひとつひとつに固有のストーリーがある。
その曲の世界観や、作成に至るまでの人の軌跡がある。
絵画にも同じことが言える。
骨董品や古典にも似たようなことが言える。
そう考えると、人はみんな物語を常に追い求めているのだと思えてきます。
物語は言わば、人の生きた痕跡を綴ったようなもの。
(その人が実在するかどうかはともかくとして)
人生は人の生きた道、痕跡。
だから、自分の人生に面白くて素晴らしい物語を見いだせたら、
きっとそれは極上の幸福なんだろうな。