白んだ空、胸は明かず

Twitter:@siramune

幼馴染√

私はギャルゲーと呼ばれるものが大好きなんですが、

その作品群で重要なポジションを担うのが「幼馴染」です。

幼い頃から主人公の側にいて、(密かに)恋している

そしてどちらかが告白をして付き合いはじめる

というのが定石だと思われます。

(如何せんプレイした本数が少ないので大声では言えませんが…)

 

しかし私としては、付き合うまでの2人が多少軽々しい行動をしているように見えてしまいます。

だって「幼馴染」ってとても貴重な存在なんですよ。

お互いに意思疎通がしやすいし、”異性の友人として”アドバイスをもらいやすい。

そんな存在ってなかなかいません。

 

だからこそ、友達以上恋人未満なその関係を崩すことはとても怖いはずなんです。

告白が失敗したとき、ただの友人を失ってしまうのではなく、幼馴染という特別な存在を失ってしまう。

でも、私がプレイしてきた作品の主人公たちはそれほど苦悩せずに告白してしまいます。

葛藤することなく告白してしまう。

(もちろん成功しますが)

とても勇気のいる行動だと思います。

 

私にも幼馴染と呼べる人が1人います。

でも、そこから一歩踏み出して、「告白しよう」という決断をすることはそう簡単にはできません。

怖いから。

幼馴染が離れてしまうのが怖いから。

 

だから、2次元世界の主人公を少し尊敬しています。